ウナギが食べられるようになった日

  • 2010.10.12 Tuesday
  • 20:44
JUGEMテーマ:グルメ
 

連休に弟がまたミロク家に来ることになっていたので、名古屋駅で待ち合わせ。しかしこの日もキッチリ渋滞にハマった弟の到着が遅くなりそうだったので、とりあえずミロク夫婦で名駅をウロウロしていたところ旦那が「クリスピークリームドーナツの様子を見に行こう」と言い出しました。

前回見た時は物凄い行列で3時間待ちというとんでもない状態だったのですが、試しに行ってみると10人程度の行列。一応旦那に向かって「弟が食べた事あるらしいけどもの凄く甘いらしいよ」「今こんなに空いてるってことはその程度の味なんじゃないかな」等牽制をかましてみたのですが全く聞き入れられず、早く買えるというセットのものを1箱購入しました。
旦那は「俺が気付いたからオマエは今日クリスピークリームドーナツが食えるんだ、感謝しろ」という旨の手柄を猛アピールするのですが、果たしてどう出るか……。


弟は買い物をする時間はなさそうだったので、直接ウナギ屋で合流することに。
お気に入り店のうどんの「きよひら」、インド料理の「ミスティ」を知ったのと同じブログを見て決めた「木屋」というウナギ屋さんです。


いい歳こいてものすごい偏食のあるミロクですが、ウナギもその例に漏れず脂っこくぐしゃぐしゃとした食感が気持ち悪くて食べられなかったのです。ウナギもそうですがサクラエビ、マグロ(生)、メロン、緑茶、イチゴと悉く故郷である静岡県の特産品が嫌いという郷土愛の全くない人間です。

そんな人間がウナギ屋なんか行って大丈夫か?(話題のエルシャダイ風)とお思いでしょうが、行ってみようと思えるきっかけがあったのです。
あれは2ヶ月ほど前、浜松に住む旦那の従兄弟が送ってくれた冷凍のウナギを見て生まれて初めて「美味しそうだ」と思い、旦那に「それ一口ちょうだい」と発言する事件がありました。
ミロクがウナギ嫌いだと当然知っている旦那は一瞬固まって「は?何を??」と言ったまま黙ってしまったのですが「いやだからそのウナギ」と言って一口もらうと、これが全然ぐちゃぐちゃしていなくて美味じゃありませんか。
どうやら関西風の、蒸さずに直接焼くウナギの食感だと食べられるようだと分かり、愛知県は基本的に関西風の調理法であるらしいのでこの日チャレンジしてみる気になったのです。当然ブログネタにする気満々で、タイトルもその時から考えていました(ダメだったら『ウナギ屋で大失敗』等になる予定でした)。


メニュー。

0907.jpg

御舌代って言うのか。ウナギ屋ってそうなの?
ちょうどお昼時だったので満席。でもお店の人はとても感じのいい人ばかりでした。


とりあえず食べられるかどうか分からないので一番量の少ない「梅」を注文。
弟は更に量が多く、ゴハンの中にもウナギが埋まっている「松」。

0901.jpg

「梅」来ました!!


旦那は「おひつまぶし」

0902.jpg


恐る恐る口に運んでみると、炭火で焼いてあるらしいウナギはパリパリとした食感でとても香ばしく、なんとも美味しい!!
ウナギはゴハンと区別がつかないくらい柔らかいのが好き、という人もいらっしゃるでしょうがミロクはそれがダメなので(タラも好きじゃない)、このカリカリというかパリパリの食感なら全然いけます。というかむしろ大好きな味です。本当にあのブログの人とは味覚の趣味が合うみたいだなー!


旦那もどうやら関西風のウナギのほうが好きらしく、ワサビやノリ、お茶漬けといった様々な食べ方をするために頼んだおひつまぶしをひたすらそのまま食べていました。最初にノリを乗せたら「失敗した」と思うほどウナギが美味しかったからだそうです。他のお客さんも「お茶漬けにするの勿体ないわー」と言っていたので、多分相当美味しいウナギなんでしょうね。いやぁ、初めて挑戦したウナギが大当たりだったようで幸運でした。

試しにミロクはお茶漬け(というかダシ漬け)にして食べてみたのですが、ゆず風味で濃い目のダシがとても美味しく、サッパリと食べられたのでそれはそれでいいんじゃないかなと思いました。

広島県の名物弁当である「アナゴ弁当」、それを作っている「うえの」というお店が宮島口にあって、そこのアナゴならば(やはり蒸していなくてカリカリ)食べられるミロク。ウナギも同じで、これでウナギ全般が大丈夫になったわけではなく関東風は相変わらず食べられないと思うので「ウナギが好きだ」とハッキリ言えるようになったわけではないのですが、食事の選択肢が増えるのは幸せなことですね。今度からは土用のウナギの日も「全然関係ない日」ではなくなりそうです。


夕飯は買ってきた「世界の山ちゃん」の手羽先と、岐阜県の郷土料理らしい「けいちゃん」というもの。鶏肉を味噌や醤油に漬けて野菜と共に炒めた料理なのですが、既に漬けた鶏肉を売っているので炒めるだけ。意外と味噌のくどい味ではなく、むね肉が柔らかくなっていて美味しかったです。
で、食後は問題のクリスピークリームドーナツ。一度食べた事のある弟にブラックコーヒーを用意した方がいいと言われたので用意して、さあ開けましょう。

0904.jpg

一人当たり割り当て4つです。
見た目はとっても美味しそう!

各自ひとつずつ選んで食べてみたのですが………



想像を遥かに超えて甘い……


「すんごく甘いよ」と言われて「こんぐらいかな」と想像した遥か上の甘さです。砂糖の甘さって限界がないんだ、量が増えると単純に甘くなるんだ、というそんな当たり前のことを再認識させてくれる甘さ。飲み込んだ後コーヒーを飲んでもまだ喉の奥に甘さがからみついて離れないような、そんな甘さです。というか問題は甘さだけでなく、確かにクリスピー(ハニーグレーズがかかってるからそれがシャリシャリしてクリスピー)でクリーミーなのですが、脂っこいのもあって余計くどい。

0903.jpg

一呼吸置いてふとテーブルの上を見ると、全員が同じだけ挑戦し、断念した様子の残骸がありました。これだけ食べるのがやっと。
右下の砂糖がかかってないものなら美味しいんではないか、と思ったのですが、それがそうでもなくてそれはそれでモサモサしていて脂っこさが際立って美味しくない。
なのに旦那と弟は酒に酔った妙なテンションだったので、更に食べる事に。
一番強烈だったのは一番下の段にある中央の白い丸いもので、食べた途端「バター入ってる、これドーナツなのに中にバターが丸ごと入ってる!!」と3人とも騒いだシロモノ。しかしHPを見てみると「チーズ」らしい。公式に「チーズ」だと言われても「いやこれはバターでしょどう考えても」と反論したくなるような脂っこさです。


食感は確かにクリーミーで「ドーナツ」と聞いて想像できないもので、他に類を見ないものだとは思うのですが、この甘さはどうにも耐えられません。行列がなくなっていたのも頷けます。酔いが醒めるほどの強烈な味に、旦那は英雄から一気に戦犯へとなり下がったのでした。
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