少し前から「いいなあ」と思っていたのになかなか買う決心がつかないものがあったんですけど、今月旦那のボーナスが出たので買うことにしました。
別にボーナスで決心して買うような代物でもないんですけど、絶対必要ってものでもないので買うきっかけがなくて……。
例のごとくAmazonで土曜日の夜注文したら早くも本日のAM中に届きました。
早っ!
中身はこちら。
ヤカン、なんですけど、電気ケトルというやつです。
ピカピカの本体にミロクが写っちゃってますけどキニシナイ。
静岡県の茶どころ出身でありながら(またはそのせいか)どーも緑茶というものに魅力を感じないミロク。出されれば普通に飲むんだけど、自分から「あー緑茶飲みてーな」ってことには絶対ならないんですよね。我が家で頻繁に飲まれるのはコーヒー、紅茶、ココア、あとたまーに抹茶。
紅茶やコーヒーの場合は沸かしたてのお湯を使うので、結婚してからずっとポットというものが家になくても特に不便を感じていなかったのですが、2年ほど前旦那のお父さんがゴルフコンペで貰ってきた名も無きメーカーのポットをくれたので一応キッチンに置いてありました。しかしやっぱり滅多に使用しないのですね。
そんでもって最近近所の奥様のお家に御呼ばれして行ってみたら、小さい丸い可愛らしい電気ケトルを使っていたんですよ。
これならポットと違って必要な時に必要なだけお湯を沸かすだけなので、使わない間の無駄な保温の為の電気代が浮きます。それにいつでも沸かしたてだからお湯も新鮮だし、何よりポットからジョボジョボ出すよりサッとお湯が注げるじゃないですか。
それから漠然と「いいなー」と思ってはいたんですけど、最初に言った通り重大決心して買うような値段でもないし(だいたい5千円から1万円くらい)、現にポットもヤカンも家にあるのでどうしても必要と言うわけでもない。そんなわけで3ヶ月ほどウダウダしていたんですが、ネットで今回買ったラッセルホブスというメーカーのこの電気ケトルを見て購入を決心しました。
よく電気店などで売ってるのはティファールというメーカーのもの。
本体はプラスチックで出来ていて軽く、色もふんわりとしていて形も可愛らしいです。
しかし調べていくうちに、どうもプラスチックのものは沸かしたお湯がプラスチック臭くなる場合があると分かり、ガラス製かステンレス製のものを探すようになりました。
ガラスは中の水の量も見えてデザイン的にも素敵なんですが、ミロクはとにかく頻繁にコップやら食器やらを割るので少し不安……そんなわけでステンレス製のものに絞られてきました。
先ほどのティファールにも本体がステンレス製というのはあったのですが、注ぎ口がプラスチックだったので却下。
このラッセルホブスのものは取っ手以外はステンレスですし、注ぎ口がヤカン的というかコーヒーポット的になっていて使いやすそうで、なにより形が素敵だったので一目ぼれでした。
色々レビューを見てみるとフタが硬いとか溶接部分から黒いカスが出るとか中国製だとか(メーカーそのものはイギリス)何点か不安な部分もあったのですが、まあ初期不良はどの製品でもあるみたいだし、電気ケトルはどこのメーカーのものも大抵中国製ということも分かったので直感を信じて買う事にしました。
で、本日届いたので早速コーヒーを淹れるためにお湯を沸かしてみました。
まず本体ですけど、1リットル入るわりに意外と小さくてスリムです。
ティファールのアプレシアという製品と比べても同じかそれ以下のスペースに置くことができます。重さも想像以上に軽いです。
心配していたフタですが、これは個体差があるのか、「どこが硬いって?」という感じ。全然大丈夫です。ミロク家にもともとあったコーヒーポットの方が全然フタが硬くて開け閉めが大変です。
あと、最初ハンダのヤニ臭がするとかいう話も聞いていたのですが、これも全く問題なし。
音もうるさいらしいのですが、他製品を知らないので比べようがないのですけど、普通のヤカンでお湯を沸かす時と同じような音、つまり蒸気のシューシュー言う音がするだけで全然問題ありません。まーでも確かにプラスチックやガラスのもののほうが静かだろうなって気はします。多分ゴボゴボいう程度なんだろうなー。
説明書には満水(1リットル)時5分でお湯が沸いてスイッチが切れると書いてあったのですが、実際3分半ほどからシューシュー音がし始めたので沸騰自体はもっと早いんだと思います。スイッチが切れる(沸騰後勝手に切れる)までが5分、ということなんでしょうね。
で、最大のウリであろうコーヒーポット的な注ぎ口ですけども。
ミロクが使っているコーヒーポットの注ぎ口と比べてみました。右がコーヒーポット、左がラッセルホブスです。
こうして見ると明らかにラッセルホブスの注ぎ口のほうが太いですね。
実際結構な勢いで湯が注がれるので、これでコーヒーを淹れるとしたら少し加減が必要になってくると思います。まあ普通のヤカンでもできないことないから無理ではないけど、あるんだったらコーヒーポット使ったほうがいいよって感じ。お湯の温度的にも移した方がいいし。
どっかのサイトのレビューで「ジャンピングが必要な紅茶には向かない」とか書いてあったですけど、全然問題ないです。普通にジャンピング可能な勢いで注げます。
1リットルのお湯が使えるとなると、行平鍋なら半分は埋まります。これなら野菜やサラスパなどなら十分茹でられる量です。
我が家はプロパンガスなので、料理にお湯を使う時などはこれからは電気ケトルでお湯を沸かしてからのほうが省コストになるんじゃないかなあと思っております。
あと当然なんだけど、ガスコンロ使うとその辺り一帯の空気も暑くなるじゃないですか。
夏は嫌なんですよねー。料理するのも億劫になるんですよ。
だけど電気ケトルだったら熱いのはケトルだけなのですんごく快適です。
引っ越して以来炊飯ジャーでなくガスでゴハンを炊くようになったので、これで炊飯ジャーに続きポットまでお役御免になってしまったミロク家。
とりあえず今の自治体だとどこにポットを捨てていいか分からないので(不燃ゴミをどこで収集してるのか誰も知らない)、来週実家に持って帰って捨ててもらうことにします。短い間だったけどアリガトウ名も無きポットよ。
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